書く事は“癒し”であり、欠かすことのできないルーティン
― My Maruman #03(kadu2544さん / 手書きツイート)

マルマン文具のユーザーに、愛用品の使い方やこだわり、ご自身の書く(描く)ことについて伺っていくQ&A企画「My Maruman」。第3回は、日常のなかで心動かされた言葉や名言を、毎日手書きツイートしている「かづさん」。ノートや便箋、写真など様々な表現で手書きの文字を届けてくれるかづさんに、書くことを通じて感じてきたことや、使用する道具について伺いました。

Q. あなたは何を書く人?

思い付くままに文字の練習をしたり、名言を書いたり、その様子を動画で紹介したりしています。

Q. 今のスタイルで書きはじめたきっかけは?

2016年6月にたまたま手書きツイートが流行っているという話を耳にし、検索してみたのがきっかけで手書きツイートに出会いました。元々、書く事が大好きだったので、自分の書いた字を写真に撮って、それを投稿してもいいんだと思って嬉しかったのを覚えています。

Q. 書くことを通して起こった変化は?

手書きを始めたことで、手書きの仲間が増えたり、手書きをしている方の書き方を勉強させてもらったり、とてもいい刺激をいただいています。今は定期的に【書く事を楽しむ会】を東京や大阪、名古屋、岡山など各地で主催し、そこで手書きや文具が好きな方と交流を図れたりして世界がとても広がっています。

Q. あなたにとって書くことの魅力とは?

書く事は私にとって“癒し”であり、今は日々の中でも欠かすことのできない大切なルーティンです。書いている時間は日常のいろんな事を忘れられて、書く事のみに集中できるとてもステキな時間になっています。常に何かしら書いていたいので、バッグには万年筆や紙類がいつも入っています。そして、どこでも書いています♪今となっては“書く事”なしの生活は考えられないですね。

Q. 「これから書いていきたいテーマ」について教えて下さい。

まだまだ自分の字は未熟なところがいっぱいですので、まずは自分の字を安定した、ぶれない文字にしたいと思っています。そして、他の方のいいところをしっかり学んで身に付けたいです。それから、何より一番大切な、“書く事を楽しめる”ように活動を続けていきたいと思います。

Q. Mnemosyneをどのように使っていますか?

文字の練習をするのが一番多いかもしれません。筆ペンでもキレイに色が乗るので書いていますし、出先で触れた言葉や、名言を書いてみることもあります。今使っているA4サイズはスペースも広いので、たっぷり書くようにしています。

Q. Mnemosyneのどんなところが気に入っていますか?

万年筆も、ペンも、筆ペンも使いますがどれも書きやすいと思います。筆ペンはインクをたぷたぷに出してしまうと裏抜けすることもありますが、普通に使う分には問題なさそうです。私は罫線タイプより、自由度の高い5ミリ方眼がすきで、大きさは気にせずに使っています。

Q. Mnemosyneと相性の良い筆記具や文具があれば教えてください。

私は万年筆や筆ペンをよく使うので、用紙によって滲みが出たりすることがありますが、Mnemosyneは滲みや裏抜けがなくスッキリ書けるので、どんな筆記具との相性も良いです。

Q.お気に入りの1ページを選び、紹介してください。

これは、“き”という読み方のものを集めて、全体でカラフルに仕上げたいなぁと思いながら書きました!️ 一発書きなので、どの字も完璧とはいかないですが、この時に使ったアートブラッシュ(ぺんてる)はカラフルなのが楽しい筆ペンなので、全体にそれを散らすようにランダムに書いてみました。いつも、見ていただいた方に「楽しそう♪」と思ってもらえるような作品、ページ作りを心がけています。

 
《プロフィール》

Kadu2544 / かづ
手書きツイート

日々感じたこと、心に残った偉人の名言などを、万年筆や筆ペンで手書きし、Instagramに投稿している。数年前趣味の一つとしてはじめたが、今では1日3投稿が基本となるほど精力的に発信し、フォロワー数は40,000人超とこの界隈でも注目のアカウントに。また「書くことを楽しむ会」という名で、手描きツイートをする仲間を集めた勉強会を定期的に主催するなど、オフラインのコミュニティでも精力的に活動中。
https://www.instagram.com/kadu2544/